エラストグラフィとは?
エラストグラフィとは、超音波検査でしこりの硬さを画像化する技術です。
力を加えたとき、柔らかいものは大きな変形を生じますが、硬いものはほとんど変形しません。
その変形の程度を色で表したものがエラストグラフィで、周囲よりも硬い部分は青く表示されます。
がん組織は、周辺組織より硬い場合が多く、しこりの硬さを知ることは診断の一つの重要な情報となります。
乳がん検査の一つである超音波検査にエラストグラフィを組み合わせることで、硬さという診断に有用な情報を付加し、検査を受ける方にとっても負担の少ない優しい検査がおこなえます。